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あの後、俺は孝に説教され、渋々先程から騒いでいるコータの所へ行った
「凄いな、コータは全部知ってるのか?」
「当たり前だよ!これなんて日本じゃ違法だよっ!こっちには改造した物もあるし!狙撃銃だってある!」
次々と銃を見せてきては銃の名前から性能、歴史を全て語ってくれるコータ、実際俺に区別はつかない。
「マガジンに弾を込めるから手伝って」
「俺はこっちが…「理玖」わかったよ…」
孝は先程から壁の方から一歩も動かない。
なんだよw俺がそんなに信用出来ないかww
できませんね、はいw
そして俺達は黙々とマガジンに弾を込める作業をした。
それから俺はコータに何故そんなに銃に詳しいのか聞くと、前に外国の方でインストラクターに銃の撃ち方など、1ヶ月くらい教わったらしい。
「あれは僕にとって最高の時間だったよ…」
「今はコータがこの中で一番上手いよな」
「そうだな、これから銃の扱いの知識があるのは心強い」
「褒めても何も出ないよ~!」
談笑しているとコータが突然外が騒がしい事に気がついた。
「橋の方に奴ら集中してるね」
「音に反応するからな、それにこっちは少し騒がしいけど大丈夫だろ」
「俺が奴らだったらこっちに行くけどなw」
「「変態」」
「揃って言うなよ…」
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