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「ねぇどこか行こうよ(笑)」
そう言って僕に戯れてくる由紀。
「由紀と行ったら雨降るから行かないよ…」
「そんな事ないよ！」
「由紀は雨女じゃんか(笑)まぁ雨女じゃなくなったら何処にでも連れて行ってあげるよ」
そう言って由紀をあしらう僕
「本当に私の事好きなの？」
「言わなくてもわかるでしょ？」
「好きって言ってくれなきゃ拗ねちゃうもん！」
そう言って拗ねる君。
気がつけば
「忘れられないじゃんか…」
そんな事を
由紀といた日々を
思い出していた。
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