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「だって…」
「だって…なに?」
「今まで一度だって私が愛してるのって聞いても愛してるって言ってくれなかったじゃん!」
「……」
「こんなに言っても何も言ってくれないんだね…」
「………」
「もういい!」
そう言って由紀は部屋を飛び出した。
「由紀!」
そう言って声をかけた時にはもう遅かった。
雨が降っていたのに傘もささずに由紀は飛び出したから由紀の傘を探してた。
「くそっ!何処に置いたんだよ由紀は!」
中々見つけられなかったけど何とか見つけて僕は由紀を追いかけていた。
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