*第1章*キミとの出逢い

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受験で少しでも点数を取れるように毎日塾に通った。 そんな苦痛な日々を今は笑って思い出せた。 「美奈、クラス同じだといいね。」 「私、紗希と同じがいいよ。」 そう、湘北のクラスは学力によって別れる。 毎年1組が選抜クラスで2組、3組、4組、5組と続く。 そんな会話をしていると 正門に着いた。 「「同じクラスになりますように」」2人の思いは同じだった。
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