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1-1に2人の名前はなかった。
そして1-2。
「05番、上原紗希」の文字が。
紗希の文字を見つけ自分の名前を見つけるが名前がない。
「…最悪。」私はため息をついた。
「入学そうそういいことないね。」と紗希が隣で言った。
「もー私の名前どこ??こんなことになるならもっと勉強すればよかった。」
目を凝らして自分の名前を見つける。
1-3。「16番、酒主美奈」
3組に自分の名前があった。
周りには知らない人の名前が
たくさんあった。
「クラス別々だけど遊び行くからね。」と紗希が言ってくれた。
正直、不安だった…
私と紗希は教室へと歩き始めた。
私はこの時、全然キミの事を知らなかった。
この時からキミに気付けばよかったんだ。
今はすごく後悔してる。
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