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教室に鞄を置いて紗希と飲み物を買いに行く。
「あぁー、彼氏ほしいな。」と紗希が言った。
「紗希はすぐに彼氏できるよ。」 紗希はとても美人で恋愛経験が豊富である。
そんな紗希が羨ましかった。
そんな会話をしていると
反対方向から軍団が歩いてきた。朝練を終えた野球部だった。
野球部特有の鞄には「湘北高等学校」の刺繍がされていた。
朝練を終えた後でとても清々しい顔をしていた。
私はその軍団の中にいる1人に目を奪われた。
部員のなかでひときわ小さい彼。小さいからか笑顔がとてもかわいい。
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