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目の前にあるのは アスファルトの上
ひっそりと咲く 一輪の花
これを見てあなたはどうしますか?
かわいそうだと水をあげますか?
邪魔だと踏み潰して歩いていきますか?
多くの人はきっとそれを無いものとして通りすぎてゆくでしょう
花はその存在を気づいてもらえず
1人静かにその命を終えるのです
たった1人でよかった
誰かが花に気づいてくれたなら
一滴の水でも与えていたなら
花は笑ってその命を終えたでしょう
だけどあの時君が私に気づいてくれたから
優しく微笑んでくれたから
私は笑うことができました
私がその花であったように
今度は私がその誰かになりたいのです。
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