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「ほら、大丈夫だから‥な？」
威嚇されたままそっと道路の
端の方に座り込む
俺が何もしないってわかって
くれれば少しは警戒解いて
くれるだろ‥
「‥‥‥、うぅうぅ」
小さく唸り声あげながら
１歩ずつ俺に近付いてくる
鼻先にシワ寄ってっけど
こいつ凛とした顔付きしてんな
「そういや‥、ほれっ」
ガサゴソと鞄を漁っては
パンを取り出す。
後で食おうと思ってたんだよ(笑)
ソレを大きめにちぎって
俺の前に置いた
.
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