それから、それから
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だから、まわりのみんなを 見ているのが怖くなった。 いつか、本当に私の抑えが 効かなくなって、みんなに 私の汚い心内を知られてし まう気がして、学校から逃げた。 自分が悪いのはわかっている。 なんども、なんども、 痛いほど理解した。 わたし以外は何ひとつ悪くない。 それが苦しかった。 そうやって 私は学校に行かなくなった。 行けなくなったという人が いるけれど、それは断じて違う。
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