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スラマ「今回は二つ任務がある。ミアはこっちの任務に、そしてリムはこの任務に行きなさい。」
ミア、リム「はい。」
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リム「なぁんだ、今回は幼児じゃないのか…ま、いっか。任務先は…学校?」
リムはぶつぶつ言いながらも任務先へ急ぐ。そして体育館裏に行くと、片腕がない女子生徒がうずくまって泣いていた。
?「グスッ…なんで、私だけ…」
リムは状況を察した。
リム「…事故で片腕切断せざるを得なくて、好きだった部活もやめなくちゃいけなくなって…しまいには、親友と信じていた子にいじめられた。そんなとこかな…?」
?「!?あんた誰…?…それに、あんたに何がわかんのよ。ほっといて…」
リム「…白石花奈。あなたの願い、叶えてあげようか?もちろん、報酬付きで。」
花奈「なんで私の名前…。…まぁいいわ。私の願い、叶えられるのなら叶えてよ。今すぐに!!」
リム「…契約成立ね。」
リムはそう言うと、花奈の横を通り過ぎた。その瞬間、花奈の表情が変わった。
花奈「うぅっ…!」
倒れた花奈を、リムは蔑んだような目で見ていた。
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