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雨と世間話しをしていると雨がいきなり耳元で
「ねぇ…、希美…嘘でいいからさ?僕に愛してるって言って?」
雨はお願い……と震えるような声で頼む。
「雨…?急にどうした?」
「お願い…言って?それでほっぺにちゅー、して?
そしたらさ、彼氏役今日で終わりでいいよ?」
あまりに泣きそうに言う雨。
それに、俺にとっては好条件だ。
「分かった。」
ふー、と深呼吸をし…
「雨、愛してる。」チュッ
約束を果たし、雨からそっと離れると
バチンッ!!
頬に強い衝撃が。
「いっ…!」
手が出てきた方を見ると、
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