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「君に嫌われるのがこわいんだ。」 僕が何かをすることで君に嫌われるのがこわい。 君に嫌われるのなら呼吸をすることもやめたっていい。 彼はそう私に言いました。 彼の身体は全身が涙に濡れ、 涙の塩分で肌はすべてただれて赤くなっていました。 「そんなことないよ。」 そう言って彼の頬を両手で包むと彼は痛みに顔を歪ませながら言いました。 「それでも」 「それでもこわいんだ。」
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