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「疑わしいのひとことに尽きるわね」
「尽きない。俺には妖夢がいるんだから」
……まぁ、もみもみくらいならギリギリセーフとか思ってるけど。
「それにしても、怪我はないみたいだし、仕事は明日から継続してもらうわ。それでいいかしら、東逧」
ぐぬぬ、と角を突き合わせる俺と咲夜を見かねたのか、パチュリーがドライアイスも真っ青の清涼感あふれる顔で、結論を打ち出してきた。
「ああ、うん。それでいい……っていうか、もうフランちゃんと明日会う約束しちゃったから、そのつもりだけどな」
「あら。もう仲良くなったの?」
「いや……まだちょっと、ね。けどフランちゃんも遊び相手が欲しかったみたいだし、優しい子だから、すぐに仲良くなれると思うよ」
と、そこで咲夜が横槍を入れてきた。
「……仲良くなったら、どうせまた、ぺろぺろーとか、もみもみーとか言い出すんでしょう。気持ち悪い」
「い、言いませんし」
「……何でどもったの?」
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