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「ほい、これ誕生日プレゼント。結構高かったんだぞ。」
「えぇ!?こんなの貰えないよ!すげぇ高いじゃん。」
「だから、お前が働けるようになったら飯でも奢ってくれりゃいいじゃん。」
「そんな・・・貰えないよ。裕ちゃん使いなよ?バイトしてるんだろ?」
「お前にこれ買ってやりたくて、バイト始めたようなもんだし。使ってくれよ。」
岡本 裕一(オカモト ユウイチ)
コイツは生まれた病院も同じで家もすぐ近所だ。
だからずっと一緒にいるんだけど。早く言えば幼なじみってヤツかな。
だけど何でも出来る裕ちゃんは俺にとって兄貴みたいな存在だった。
「ありがとう。本当にいいの?」
「もちろん。最近みんなブログとかやってるらしいぜ?お前もやれば?暇つぶしになるだろうし。」
「ブログかぁ・・・。」
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