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数分後…
全雑『キッ(´∀`)b』
雑兵達は良い顔?(雑兵用マスクは全て同じで表情はわかりません)で親指を立て幹部Dから距離をとる。
ボーン
幹部Dは雑兵にリンチされ、特撮モノの定番の如く爆死した。
スイーツ(笑)
雑兵達は幹部Dの爆死による火柱が止んだ後、岩山の上にいる幹部達を見てニヤリと笑う。(雑兵達のマスクは全て同じで表情は(ry…
幹部達が戦慄したのは言うまでもない。
雑兵達はヒーロー達の方へ向き直り、何する訳でもなく沈黙する。
それは今か今かと何かを待ち望むかの様だった。
そして更に数分後…
雑兵達に歓喜の時が訪れた。
ヒーロー達の屍(死んでません)を避けながら、一人の男が姿を現す。
男の容姿は、太陽の光に照らされ反射する程明るい色だが、金と云う訳でもない茶色。
眉も同様に茶色く、ぱっちりとした二重で瞳の色も茶色。
鼻筋も通っていた。
雑兵を見て口角を上げて笑うその姿は、とても爽やかな印象を受ける。
所謂イケメンである。
男…いや、このイケメン。
彼こそが本編の主人公、香坂 零(こうさか れい)である。
零はヒーローと雑兵達の間、丁度真ん中辺りで止まり、雑兵に話しかけた。
零「やっ!今日で最後らしいな。だから突然だが、今からお前達の卒業試験を始める。」
左手を上げ爽やかに挨拶すると、零はそんな事を言う。
雑兵達はそれを聞くと、『キキッ』と完全にハモり叫んだ。
零「んじゃ…。とりあえず変身しますか!」
そう言うと零は、左手の袖を捲り上げたのだった。
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