第1話 ちなみに私はこんにゃくが好き

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 その言葉がなんであるか、それだけで全員が理解したのだ。 「その表情……もうおわかりになったようですね。改めまして。私はこんにゃく好きの願い叶え人ことアモロファフォラージョです」 「アモ……なんだって……?」  ケントが彼女の名前を覚えられないのも無理はない。得体も知れない場所で、得たいの知れない人物の名前を一発で覚えれるほうがおかしい。  まだ全員に戸惑いと緊張があるのだ。
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