第1話 ちなみに私はこんにゃくが好き

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 とはいえ、仮面の女性の名前がわからず、思わず言葉にしてしまったぶん、ケントはほかの11人と比べ、この現状に慣れようとしているのかもしれない。ただ、お気楽なだけかもしれないが。 「大丈夫。覚えられないのは百も承知ですから。私のことはアモロ、とお呼びください。ちなみに私はこんにゃくが好きだから、あのようなハンドルネームを使っているだけであって、他意はございませんので」
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