師匠と弟子

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ヒロに最初のLBXを教えたのはもちろん、オレな訳だけど、正直行って師弟関係とかそんなことを考えたことはなかった。友達とか、後輩とか、そんなところかな。元々一歳差だし。だからといってコーチの立場に不満があったわけではない。急に友達二人を失ったオレと最初に仲間として戦ってくれたヒロはもうオレにはなくてはならないもので、大切だからこそ色々教えたいのであって この前のハーレム(ジェシカ+蘭)を羨んでなんかイマセンヨ? いやいや。 全然。 ボクは有頂天と言っても過言ではありませんよ! バンさんが師匠になってくれるなんて オタクロスもいい仕事しますね! 「よろしくお願いします!バンさん!」 「厳しくいくぞ!」 バンさんはやっぱり強いなあ。白いエルシオンが僕を、惑わせて、惑わせて ヒロ、なかなかやるな。でも手加減しないぞ ハーレムは! まだ! 早いんです! ドサッ あ やっちゃったお スイーツ(笑) 仕方ないな 「大丈夫か、ヒロ!」 「バン、さん 」 なんか変だな ? 「オレが悪かった。あまり上達するもんだからつい、熱が入っちゃって 」 お、お姫様だっこ 「バンさん、あの 」 「大丈夫、休憩の許可はとったぞ。」 「じゃなくて、重くないですか?」 ボクは乙女か。 「いいって。疲れてるんだろ?」 ずい、と口を近づけて言う 「弟子を休ませてやるのも、師匠の役目だよ」
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