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ディオンは切り立った崖の上に立っていた。ハーバータウンである程度の食糧は手に入って入ったが、それももう底をつく。幸い、切り立った崖の上から壮大な砂漠の中にポツンとある街が見える。
「次はあの街に行くか…。」
ディオンはそう呟いた。そして、ディオンは遠回りのルートで安全に崖を下りてその街に向かった。
街に着いて少し歩いてみると、居酒屋があった。ディオンはそこに入って、何か食べることにした。
居酒屋に入ると、中々繁盛していた。ディオンはカウンター席に座り、そばにいた店員に
「ガソリンがここにあるから、これと何か食べれるものと水なんかと交換してくれないか?」
と、この街に来る道中で拾ったケースを渡した。店員は、
「はいよ、これだけのガソリンだとこのくらいの量食べられるよ。」
と言って、とりあえずは腹一杯になれるくらいの量の食べ物と、水を出した。
「ふぅ、ありがとう。」
と言って、ディオンは早速その食べ物を食べ始めた。
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