三途の川

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「んっ…んん」 1人の少年が倒れている。 この物語の主人公である『日向 空』(ひむかい そら)だ。 そしてその少年、空の目は、閉じられていた瞼をゆっくりと開こうとしていた…。 (……。) 「何処だ…ここ?」 未だ働かない脳を少しずつ回転させながら、空はゆっくりと身体を起こしていく…。 …。 空の目の前には見慣れない、大きな川があった。 (…川?) 何故こんな所にいるのか? 空の脳はその疑問を解く為に、フル回転し始めた。
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