27人が本棚に入れています
本棚に追加
「んっ…んん」
1人の少年が倒れている。
この物語の主人公である『日向 空』(ひむかい そら)だ。
そしてその少年、空の目は、閉じられていた瞼をゆっくりと開こうとしていた…。
(……。)
「何処だ…ここ?」
未だ働かない脳を少しずつ回転させながら、空はゆっくりと身体を起こしていく…。
…。
空の目の前には見慣れない、大きな川があった。
(…川?)
何故こんな所にいるのか?
空の脳はその疑問を解く為に、フル回転し始めた。
最初のコメントを投稿しよう!