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顔も整っていて髪はショートでいつも立たせていてあまり老いを感じさせないのが俺の親父。
自分とそんなに差が無いと思うと若干腹が立つがそんな事、今はどうでもいい。
「起きねぇなら俺だけ行くからな。」
「わかった、わかった。起きるからそんな事言うなよ。母さんとの約束なんだから。」
「!・・・・・母さん・・・・か。」
「あぁ、きっと見たかっただろうな。友里も・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
友里と言うのは今の会話からわかるように俺の母さんだ。
しかし、まぁ、親父がこんな事を言うのも仕方ない。
なぜなら俺の母さんは―――――
俺が5歳の頃に病気で死んでしまったから・・・・。
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