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そんな甘党の暁が飲めるお茶はかなり甘い。故に榛には飲めないのだ。
「あ、私に合わせて入れてごめんなさいね。コーヒーいれるわね」
サファリムはそうとうの甘党なのだろう…。そう榛は思っているとサファリムは、2人が見慣れた機器でコーヒーをいれていく。
その光景に榛と暁は顔を見合わす。
「ねぇ、サーファさん。地球…って知ってる?」
榛は丁度いい単語が思いつかなかったのか星の名でサファリムに聞く。
「勿論知っているわよ。此処、グラファムともう1つの機械世界のことでしょ?これでも教師よ、当たり前じゃない」
「…もしその地球から落ちてきたって言ったら信じる?」
「榛!」
「……………え?」
榛の言葉に思わず手が止まるサファリム。
「いくら地球を知っていると言っても今のは「また穴空いたの!?」は?」
暁の言葉を遮り、サファリムが叫ぶ。その言葉に暁と榛はサファリムを見る。
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