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「そう!ならいなさい!私が面倒みるわ。年は幾つ?」 「「16」」 「高等部一年ね。次は「ストップ。先にこの世界…というか魔法に関して説明願います」あ、そうね。そっちが先よね」 2人が残るとわかった途端嬉しそうに質問してきたが、暁によって止められる。 「このグラファムという世界は、火・水・土・風・雷・光・闇・音・時という属性が存在するの」 「1人につき1属性、必ずと言っていい程、人間は属性を持って産まれてくる。稀に属性がない人もいるけどそれはダメなことじゃないのよ。他の面、知識や運動神経で天才と呼ばれる人が殆ど。未だダメな人に巡り合ってないわね。子供の頃はダメでも大人になって開花した場合もあるし。 えっと…それで…あぁ、属性には進化があるんだけどそれは授業で習うといいわ」 「とりあえず…魔法には属性があると覚えておけばいい?」 サファリムの説明を纏める暁。
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