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「そうね。後は授業で習うといいわ。さ、地球から来たけど魔力あるかもしれないし属性調べるわよ」
サファリムは楽しそうに言うと戸棚から2つの水晶を取り出し榛と暁に渡す。
「今から貴方達に私の魔力を流すからそれを感じとってほしいの。流れがわかったらその流れを手に集めて水晶に流して頂戴」
そういうとサファリムは2人の肩に手を置き、目を閉じる。
一分ぐらいそうしていると暁に変化があった。
「これか?」
「何か血液とは違う流れ見つけた?」
「あ、わかった」
暁に続き、榛も感じたようでサファリムは2人から手を離し水晶を見つめる。すると2つの水晶は次第に淡い朱い色を示した。
「2人とも火み……雷も?」
2つとも淡い朱と黄の色が交互に出ている。それを見た榛と暁だったが、2人とも勿論何もわからない為、サファリムを見ると何やら悩んでいた。
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