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「あ、ごめんなさいね。
属性には色が決まっていて火=赤、水=青、風=緑、土=茶、雷=黄、光=白、闇=黒、音=桃、時=紫…ってね。
2人は朱色と黄色だから火と雷の属性を持っているということなの」
サファリムはハッと我に返り、説明するとわかった?と聞くように2人を見た。
それに答えるように暁が頷き、榛は自分の手を見つめる。
「と・り・あ・えず、魔力があったということはこの学園に編入決定したってことになるし。サクッと魔武器作って召喚しましょ」
サファリムは変な言葉の切り方をしながら嬉しそうに榛と暁の手を掴むと部屋を出た。
そして向かったのは、グラウンド。途中教師らしき人達に会うと皆何故か可哀想な目で2人を見ていた。
「で…なにするんですか?」
「敬語じゃなくていいわよー」
「「(学園長が生徒にタメ許していいのか?)」」
「出来た」
サファリムの言葉に2人して心の中で突っ込んでいると何やら魔法陣らしいのが出来上がっている。
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