002

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時は夕方、ガチャッという音と共に榛と暁が出てくる。寝ていたようで半分寝ぼけているのと服が乱れていた。 軽く服を直すと2人は部屋を出た。 するとタイミング良く隣と向かいに住むの住人が帰ってきた所と出くわす。 「あ、昼間のBL兄弟」 「ロアッセ!ごめんなさい」 隣の部屋のドアを開けようとしていた金髪の青年らしき人物が榛と暁を指差して言うと、向かいにいた黒髪ロングの少女が青年を戒めるかのように睨み、すぐさま榛達に謝った。 「この部屋に今日から越してきたユーノキアだ」 「えっとハーミルとアシュキです」 暁が苗字を榛が指差しながら名前を告げた。 「ロアッセ・ローク、よろしく」 「マナミ・センダです」 「え?」 青年の紹介が終わり少女の紹介、名前を聞いて榛が驚く。 「あ、登録した時間違って本名で登録しちゃったの」 少女は恥ずかしそうに苦笑する。
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