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「男の子ならリャクストラ学園の町がいいけど…貴方達女の子なんでしょ?」 「「え…?」」 女性の言葉に2人が固まる。女の子に間違われれば…と思いきや 「何でわかった…」 「バレたことないのに!」 2人は性別学上は女であり、普段は男として生活している男装少女であった。 女性は2人の反応に楽しそうに微笑み答える。 「貴方達みたいなコがいるのよ。うちの学校にもね。地方から出て来た学生さん、一緒に来る?」 「教師?」 「来るの?来ないの?」 「「お願いします。」」 女性に急かされ、2人は顔を見合わせ頷き頭を下げた。 「じゃ、行きましょ。オリビルア学園に転移」 女性がそう呟くと3人の足元に紋様が浮かび上がる。次の瞬間3人は森から消えていた。
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