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そんな、君が、私は大嫌いだった。
それは、妬みだったし、渇望だった。
私には、ないから
君のような、優しさも気さくな部分も、私にはない。
でも、君は、こんな私にも優しかった。
気さくに話しかけてくれた
けどね、君の優しさは、私にとって、毒でしかなかったよ。
君のことが、どんどん、大嫌いになっていくんだ。
だから、言っしまった。
「うぜーよ、偽善者」
唖然とする、君の顔。
「ごめん、嘘」
そっかぁと、苦笑いする、君。
本当だけど
私、嘘つきなんだ。
うぜーよ、偽善者が本当。
やっぱり、君は、偽善者なんだね。
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