望遠鏡

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遠くをみるために 僕は望遠鏡を握りしめて あの場所へ行くよ。 一握りの悲しみと 一握りの喜びを持ち あの場所へ行くよ? 最初はただただ遠くが見たかったんだ、遠くにある夢みたいな星が見たかったんだ。 知識はないよ 力もないよ それでも僕の手には 僕が欲しいと願った夢と 望遠鏡を持ち走るんだ。 こけないように慎重に そして、辿り着いたらきっと言うね、まだ夢は終わっていないんですって、見ててくださいって。 あの場所へ行くよ。 、
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