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「お~、魔王城ってこんなとこにありそうってくらいに似合ってるな!!」
この土地ヤバいよ、歩くだけでライフ減るし、勝手に状態異常の毒つくし、魔王城に相応しい!!
「そうだね瑞希兄ちゃん!」
ルシちゃん語尾に音符が付きそうな言い方だな
「さて作るか、お城カモン!!!」
適当に魔力こめながらいってみただけなんだが、目の前の土地がグネグネボコボコし出し、おっきな禍々しいお城になりました!!なんか暗いし蔦巻き付いてるし、THE魔王城って感じだな
「瑞希兄ちゃん…そんなんで城できるってなんなの?」
とてもあきれられた…、でも一番自分が驚いてるよ!!
「さすが魔王だなこんなものを一瞬で作るとは」
「あれ?龍王どうやってあの神殿出たの?」
この巨体で出れるとは思えない
「転移だが?」
「あぁ、なるほど」
龍王魔法使えるんだ
「龍王こっちに住むのか?」
「ダメか?」
「龍王入れる部屋ないんだけど?」
さすがに城とはいえドラゴンの王は入れんわ、だってジャンボ機並みだもの
「それなら心配ない」
そういいながら光に包まれる龍王、人化でもするの?と期待しながら見てると光が弱くなっていく
光がおさまるとそこには
エリオットくらいになった龍王がいました!!
「これでいいだろ魔王?」
「……そうだね」
イケおじを期待してしまっただけに凄い事なのに喜びきれない…
「さて入ろうか!!」
まぁ気にしても仕方ないし切り替えよう
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