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蒔「お兄ちゃん元気ないね・・・?」
そんな姿を見た蒔は、心配そうに達貴を見る
達貴(相変わらずすっげぇ可愛い顔すんなぁ・・・・)
達貴「なんでもないよ蒔」
達貴は笑顔でそう答えた
蒔「そう・・・?」
達貴「あ、でもさ・・・」
蒔「なに?お兄ちゃん」
達貴「うん・・・いつもさ、俺が玄関を開けた瞬間に抱きついてくれるのは嬉しいんだけどさ、その・・・・・・痛いんだよね・・・」
蒔「え!ウソ!ゴメンねお兄ちゃん!蒔全然気づかなかった・・・」
達貴「いやいや、優しくしてくれたら全然構わないからさ」
蒔「うん分かった!」
達貴「じゃ、あし───」
蒔「じゃあ、お兄ちゃん!もう1回入ってきて!」
達貴「え、いや、明日で良いっ──」
蒔「えい♪でろぉ♪」
達貴「ちょっ、ちょっ、最後まで話を聞けよぉぉおおお!!」
バタンっ
達貴は蒔に背中を押され家から出されるのだった
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