幼き日々は

10/36
前へ
/70ページ
次へ
死のうと思った 何度も でもあたしには手首を切る勇気さえなくて だからといって抗うことさえ出来ない そんな臆病な自分が嫌い こんな醜く汚れてしまったあたしを誰に話せるというのか 話したところで軽蔑されるだけ 非難されるだけ ただ怖かった 誰にも知られたくない 知られるぐらいなら死んだ方がマシ なんて…死ぬ勇気もない臆病者なんだけどね…
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加