幼き日々は

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専門学校に通う 柊 鳴海(ひいらぎなるみ)20歳 20歳とは思えないような、なんとも言えない憂いを帯びた瞳を持っていた 「なーるみ♪どーしたの? そんな辛気くさい顔をして?」 学校からの帰り道 背後から無邪気そうな声をあげて近付いてきたのは幼なじみの 鈴木 拓也(すずきたくや) 「拓也…相変わらず元気だね」 歳は鳴海の1個下で、拓也は昔っから鳴海になにかといっては絡んできていた 鳴海にとっては弟のようなそんな存在
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