招待【章タイ】

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「よっしゃ!バイトから帰ったら今日は神霊廟でもやりますかww」 やあ!俺の名前は峠田佑佐(たわだ ゆうすけ)! 作者の適当さ加減が分かる名前だぜww 顔はフツメン。友達に「お前って実は隠れイケ…いや、フツメンだわwwww」と言われたのは死ぬまで忘れない……orz そしてオタクだ。 アニメとかもいいけど今一番のマイブームはずばり! 東方projrct! つい気にいって先月全部買いそろえたぜwww 「ふぅん、幻想入り、ねぇ……」 今俺が読んでるのは、東方の世界に主人公が迷い込んで自分の能力を得て無双する、っていうまあ二次創作だ。 幻想入りねぇ……してみたいなぁ…… 「幻想入りできたら何すっかな?なんかルーミアと会うのは定番みたいだしそれかな?後はカリスマブレイクとやらも見てみてーなぁ……」 八雲紫。 スキマ妖怪。 境界を操る能力の保持者にして唯一、外界と幻想郷を自由に行き来できる人物。 そいつがいれば幻想入り出来るんだけど…… 「まぁ、そんな話あるわけないよな。」 そう言いつつ曲がり角を曲がった瞬間、 俺は浮遊感と気味悪さに襲われた。 なんだこれ……紫色で目玉がいっぱい……キモイなぁ……ん? ”紫色”?”大量の目玉”? そして”浮遊感”? これ…まさか………まさかまさかまさか!? 「よっしゃキターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 こうして、 ある人物の気まぐれによって、 幻想郷に迷い込む者がまた、一人――――
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