。* 本編 *。  

6/6
前へ
/8ページ
次へ
「迎えがいらっしゃったわよ。」 と、私に言った。驚きつつ、凄く嬉しかった。 やっぱり、お父さんは来てくれたんだ、て思って。 保健室の扉の方を見たら、違った。 両手いっぱいにたくさんの荷物を抱えて、  私のお母さん がいた。 「遅くなって、ごめんね。」 て、私に言った。 絶対に来れないはずなのに、仕事急いで終わらせて、夜ご飯の材料を買って、電車を乗り継いで、私の為に、来てくれたんだ。 とっくに痛みなんか消えてた。 もちろん、これが一番良く効く、   「魔法の薬」       だね。    完 -------- * ----
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加