第一章

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「よし、できたっ!もう大丈夫だよ。……あれ?皆どうしたの?」 「緋咲ちゃん、何それ……」 「気持ち悪いよ!」 「おねえちゃん、あたしに何したの? 怖いよ……」 少女や友達が緋咲を冷ややかな目で見てくる。 「怪我を治しただけだよ? 皆もできるでしょ?」 「そんなの出来ないよ!」 「お、お化け! こっち来るな!」 友達だったはずの子たちは そのまま逃げていった。
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