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あれから暫くして、女化は解けました。
でも、もうちょっとで人としての色々を失くしてました。
ほんとに危なかった~。でも、それから一度も女化はしてません。
もう大丈夫なんでしょうか?僕はもう安全なんでしょうか?
「石宮~、行くぞ~。」
寮の部屋が隣の祥哉は、毎日迎えに来てくれます。
今日は、2・3クラス共同で模擬戦があります。
特別授業なので、簡単なトーナメントをやるそうです。
召喚獣の召喚は有で、魔武器の使用も有。
魔武器は、宿題で準備をしなければいけませんでした。
皆召喚に1・2時間程頑張ってました。
僕は、日本刀と西洋剣を一本ずつ用意しときました。
刃の方は、土属性の魔術で頑丈にしました。
ここまでやっとけば、学生には壊せないでしょう。
「それでは、第一回戦。石宮と西野。出ろ。」
相手は、2組の小太りでボンボン。魔武器は双剣。
召喚獣は、ライオン。真っ赤で紅色の鬣を持っています。
いいなぁ~。かっこいいなぁ~。
「お前、死んじまえ。」
なんででしょう。顔を合わせて3秒で罵倒を…
まぁ、いい。ボコボコにしてやるから。
そう心に誓って、西洋の方を異次元から取り出す。
そして、構えた。
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」
西野ボンボンが走り出しました。
そして、何やら魔法を詠唱しているご様子。
やらせんっ!!
「翔風。」
日本の刃が僕に届くことはなかったザンス。
西野は、驚愕していました。そんな西野をあざ笑って、
西洋剣に魔力を込めました。そして、その刃を横に薙ぎ払うように振った。
その、剣閃に沿う様に衝撃が飛びました。
その衝撃を防ごうとした西野ですが、
まぁ、無理でしょうね
「うわぁぁ!!」
西野は、スタジアム外まで飛ばされました。
ギャラリーの皆様は、驚愕。ただそれだけでした。
何かすいません。
その後、西野君は病院に連れてかれました。
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