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「美園、子供いてんの?何人?」
かなては興味津々だった。
『2歳と5歳と6歳』
「うわぁ-、俺、めっさ子供が好きやから逢ってみたいわ」
『多分、人見知りはしないよ』
意外な一面に美園も嬉しくて、咲や付き合いの長い友達にしか話してない事をかなてにも話した。
かなてもあのゲーセンにしかいない事や友達の事も話してくれてた。
「じゃあ、俺は彼氏になれるん?」
『ん…、彼女にして下さい』
すぐにかなては美園の腕を引っ張って、ぎゅっと抱き締めた。
かなてがドキドキしているのが美園に聞こえる位だった
『かなて、音が聞こえる』
「お腹の音か?」
『心臓の音…』
「聞くな!!笑」
文句を言いつつも、ずっとかなては美園の事を抱き締めたままだった
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