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【すっぴんだよ…】
【部屋散らかってるし…】
熱でぼぉーっとしてたけど、美園は散らかってる玩具を子供と一緒に片付けた。
かなてからのメールが届いた。
「何号室なん?」
『503』
「子供は何か食べた?」
『うん』
メールが途切れて15分位、経った頃に家のチャイムが鳴った。
『かなて、ごめんね。散らかってるけど…』
「美園、寝てろよな~」
かなてが上がろうとした時に子供達がドアの向こうで騒いでた。
「初めまして」
「おじちゃん、誰?」
「ママの友達だよ。ママが熱出てるからおじちゃんと遊ぼうか?」
『おじちゃんぢゃなくて、かなて君って呼ぼうか』
「わかったぁ~」
美園は横になって、かなてと子供達が遊ぶ様子を見ていた。
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