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『暑いなら楽な格好になって構へんよ』
「えっ、いいん?」
『暑そうなんだもん』
「お言葉に甘えて」
かなてはそう言ってセーターとジーンズを脱いで、あぐらをかいた。
「美園の子供、可愛いな」
『うん、懐いて良かったよ』
「子供は見る目があるからな」
『へぇ~(笑)』
美園は起き上がって、かなてからジュースを貰って飲んだ。
『今日、どうするん?』
「それを迷ってんだよ」
『何で?』
「皆で明日、遊ぼうって言われた」
『じゃあ、泊まってけば?』
「子供と寝るな」
『うん、あたしの横だとうつすしね♪』
笑いながら、かなてと明日どんな事をして子供と遊ぶかを考えていたら、あたしはいつの間にか眠ってた。
朝には熱も下がってた
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