留守番

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「え?大和さんは?」 「オレはいつも夜中に入るんだ」 そう今決めた。 「別に気ぃ使わなくていいよ?一週間適当にしてりゃいい」 食べ終わったら部屋に戻ろう。 あそこは安全地帯だからな。 ……寂しそうな顔したって、オレは知らん。 一緒にテレビだって見てやんねぇよ! 「ごちそうさま」 撤収~! 三十六計逃げるにしかず!! ***** 「きゃあああぁぁぁ!!」 敵襲!? 今度は何をしでかすつもりだメデューサ!! 「助けて大和さん!ゴキブリが~!」 タオル一枚でこのオレに抱き着いてくるとは… エロマンガの展開としか考えられん! カワイイ女の子と一つ屋根の下… ナニもないハズがない!! オレの名誉のために死んでくれ!ゴキくんよ!! 「あ、梓ちゃん…もういないから大丈夫だよ?」 ハッ!ゴキの1匹や2匹や3匹…オレ様の敵じゃあねぇな。 「ありがとうございます… 何か、大和さんて頼りになりますね」 …負けた。 この瞬間、オレの負けが決定した。 もうどうでもいい! 理性なんざ飛んでしまえ!! カモン欲望!大歓迎だ! オレの三大欲求を埋める最後のシメはコレしかねぇ!!!
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