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義経はクスクス微笑みながら少し身体を離し頬に手を添えて目元に溜まった涙を舐め取り、軽く背中に手を添え目を伏せて唇を重ねる
「ありがと、迎えに来てくれて。いつか織のご両親に挨拶したいな。あ、3年後だっけ?」
「ん……1年……早くなりそう、って…」
「じゃあ2年後、頭下げてお願いするよ。織を俺に下さいって」
「……ん…」
「断られても絶対離さないから。織を好きになって後悔してないし、織が俺を選んでくれて嬉しい。結婚とか子供とか考える暇が無いくらい幸せだ」
「……うん…」
「……ホント…織って綺麗に泣くよな。食べていい?」
「えっ?ぁ、ちょっ…ん……やだ、ベットがいい…」
「了解致しました、お嬢様」
義経はニコッと笑い再び抱き上げ寝室へ脚を運びながら頬にキスし、織をベットに寝かせると静かに電気を消した
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