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「パティ、奴らのことは気にするな。もう、随分と引き離した」 パティとは奇獣のは名称であった。 パティが、長い耳を揺らして若者に振り返る。 全身を紫色の毛皮で覆われた耳の長い生き物であった。 一見、兎のような印象を受ける。パティが、助手席に伏せた。 サクスは、パティを一瞥し、ハンドルを切った。 「大丈夫、売られたりしないよ」 サクスが言うと、パティは、体を伏せたまま顔だけを前方に向けた。
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