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やがて時は経ち、数ヶ月が経った。
?『う、うぅ……』
少女『気がついた…?』
?『こ、ここは…どこだ…?それに、俺は…』
少女『あなたの名前は音無。あなたの持ち物に書いてあったわ』
息絶えたかに見えた音無は、奇跡的に生きていた。しばらくの昏睡状態の末、意識が回復した。
音無『そうか…よくは思い出せないけど、確か俺は車に…』
少女『あの……』
音無『ん?』
少女『ありがとう…あなたがかばってくれなかったら私はどうなっていたか分からないから』
音無『いや、いいんだ。俺が勝手にしたことだし…怪我がなくて本当に良かったよ』
すると、音無はあることに気付いた。
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