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  「私、明日から飲み屋で働く事になったんだけどさ、あんたまだ飲み屋やってる?」   初めての夜の世界、わからない事も多くて不安だらけ。   居ても立ってもいられなくなって、 私より何年も前から夜の世界に入ってる友達に、久しぶりに電話を掛けた。   『まじで?!雅今どこに居る?』   「中央高校の近く」   『じゃあ近くに居るから待ってて!』   そのまま電話を切って、友達を待つ。 煙草に火を付けた所に友達到着。   「久しぶり!渚は相変わらず派手だねー」   派手過ぎて笑えてくる。 渚の服装は露出度高いミニワンピにヒール、そして濃い化粧。 私の今の服はジャージにパーカー、スニーカー、そしてスッピン。 ちょっと運動してたからだけど、こんな両極端な二人が友達には見えないだろうな。   「雅は相変わらず服適当だねー」   お互い久しぶり過ぎて、積もる話も沢山。 恋愛の話、渚の子供の話、結婚の話。   1時間位話して、渚の奢りでメンズと呼ばれる飲み屋さんに行く事になった。   私は、飲み屋さんに行くのも初めての経験。  
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