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【真名】
日本武尊
⇒日本で最も名の知られる大英雄。若くして武勇を誇ったものの、その力はあまりにも野蛮にすぎた。故に父天皇からは疎まれ、西征、東征の名のもとに遠ざけられてしまう。父のために戦い、傷付き、愛する者を失いながらも役目を果たした日本武尊。だがヤマトに帰り着く前に命尽き果て、白鳥となって天に昇ったとされる。ついぞ父からの愛されることなく、皇子はその短い生涯に幕を下ろした。
【属性】
混沌・善
【宝具】
草薙剣(クサナギノツルギ)/ランクA+
⇒日本武尊が持つ剣。八俣の大蛇の強い水属性を打ち消すため柄尻に火打ち石を埋め込んであり、水と火の反作用により濃い霧が常に草薙剣を覆っている。真名解放の代わりに「嬢子(おとめ)の床のべに…」の和歌を詠唱することで解放され、振り抜くことで抑え込まれていた水属性を圧縮した斬撃を放つことができる。
白鳥御陵(シラトリノミササギ)/ランクEX
⇒人々が懐く『日本武尊』という存在への心象風景を具現化させた固有結界。「倭は国のまほろば…」という和歌の詠唱により起動。景観は晴天に日輪が照る古墳の上。発動すればAランク以下の宝具の効力を無効化する。また展開していない状態でも微かな陽光がオーラのように日本武尊の身体を包んでおり、Cランク以下の攻撃を無効化する。
【パラメータ】
筋力/A
魔力/D
敏捷/B
耐久/B-
幸運/E
【技能】
対魔力/B-
騎乗/D
勇猛/C
神怒の呪/A
⇒日本武尊が神々より受けた呪い。「神性」を持つ相手に対する攻撃力が大幅に上昇するが、同時に相手から受けるダメージも上昇する。神造兵器によるダメージも同様。
迎え火の加護/C
⇒日本武尊は焼津の地で焼き討ちによる奇襲を受ける。しかし機転を利かせ、逆に相手を火で囲んで倒した。このスキルはそれを再現したもので、ありとあらゆる火属性の攻撃に対し日本武尊はダメージを負わず、攻撃を仕掛けた相手に倍のダメージを与える。
【武器】
草薙剣
【出典】
『古事記』『日本書紀』
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