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「ビンタしてあなたを助けたんだよ…。だから…もう一度やるよ!」
イヴはおもいっきり右手でギャリーの頬をビンタした。倒れるギャリー。イヴは涙を流しながら…
「思い出してよ!ギャリー!!」
ビンタで倒れたギャリーに叫んだ。部屋中に響き渡るイヴの叫び。ギャリーの顔は長い紫色の髪で隠れていて見えない。
「………アタシは……?」
ギャリーは起き上がる。ビンタされたところが少し痛いのか頬を手で押さえている。
「ギャリー…?」
「ん……、もしかして…イヴ?。どうしてここにいるのよ……それに…」
「ギャリー…!思い出してくれたのね…!」
イヴがそう言った瞬間、持っていたギャリーの薔薇が光出す。すると、造花だった薔薇は本物の青い薔薇になった。
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