雨音は喝采に似て

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◆ 「……え?」 思わず、聞き返すように声を上げてしまった僕は目の前の彼の顔を呆然と見つめた。 僕より少し背の高い彼は俯き、彼より少しだけ背の低い僕は彼の瞳を見上げる。 先に視線をはずしたのは彼だった。
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