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ねぇ、もう一度だけでいい。
神様、あの人に合わせてください――――――。
私とあなたの出会いは激しい雨の中だったよね。絶望してた私に手を差し伸べてくれた。
何もわけも聞かず優しく家まで送ってくれた。
それからは何時もあなたの顔が私の頭を占領してるの。
夜、ふと窓を開けて空を見た時。
『いつかあなたとこの空を一緒に見れたらいいな―――。』
なんて思ってしまうぐらいずっとあなたのことを考えてたんだよ。
あなたが好きって気付かれるのが恥ずかしくて少しそっけない態度をしてしまった。変に思われただろうか?
なんで好きな人ってだけで途端に素直になれないのだろう。
それはきっと“好きの裏返し”。
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