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戦国末期の武将尼子氏に属して武名高い勇士であった。尼子氏が毛利氏に降伏した後も主家の再興に奔走した。放浪の末織田信長を頼り秀吉の中国征伐に属した。1577年秀吉が、毛利方に属する宇喜田直家の上月城を落としそこに、鹿之助にこの城を守らせた。鹿之助は尼子勝久を奉じるとともに尼子旧臣二千の軍勢で上月城に立て篭もったが、これを知った毛利勢は多年の宿敵をこのままにできないとし吉川元春、小早川隆景などの三万の兵が上月城を攻め城兵は降伏する。鹿之助が『ここで玉砕すれば再起は不可能になる』といい鹿之助は備中松山城の毛利輝元のもとにおくられる途中で殺害されてしまうのであった。
山中鹿之助
『我に七難八苦を与え給え』
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